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プレイ日誌:3周目 +
せめてオンリーイベント「おボク様が見てる?」までにできるだけ……と焦ってプレイ中の管理人。ここはぶっちゃけな感想とネタバレの渦になると予想されますので、プレイ後の閲覧を推奨します。それでは、3周目のプレイの様子を……。
※ネタバレ部分は、背景色と文字色とを同じにしています。反転させてご覧ください(一応気を遣ってみました……)。
3周目第一話〜Interlude:改めて_| ̄|○ながら楽しんでいます +
ようやく3周目にはいりました……って、あまりに遅すぎるのですが<自分。で、タイトルの通り、やはり第一話から第二話にかけての_| ̄|○度と楽しさは、なかなかのものですね。もし、コンシューマー版で主人公フルボイス(!)が実現したら、「ぐあ……」「生理なので……」にどんな声が当たるのか、ぜひ聞いてみたい、といじわるなことを考えたりして……。今回は由佳里ちゃん狙いなので添い寝しているのですが、このあとのまりやのセリフや瑞穂の行動、さらに瑞穂がorzしたあとのダメ押しに登場する美智子x圭(「……見るんじゃありません」)とか……大変楽しめました。で、第二話最後の一子ちゃんと結ばれるシーン……某板実況スレでは、こんな風に取り上げられていました(以下抽出)。
370 名前:1 投稿日:2005/07/31(日) 00:28
エロシーンが長い件について。
386 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2005/07/31(日) 01:15
広い世間には5クリックとかもあるくらいなのになあ。
改めて見るとこれはこれでエロ頑張ってたぽ。
瑞穂ちゃんテラエロスwwwwwww
ふいんきがアレなんでおっきしなかったけどな wwwww
……雰囲気の話は別として、まっとうに評価してもらえていたようで、私もホッとしましたが(苦笑)。
あっ、最後にひとつだけ。「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……夏休みの後半部分、オートモードで流しちゃいました……。」
3周目第三話:ここは由佳里ちゃんルートが本線のような気が…… +
第三話、由佳里ちゃん寄りルートをとっている私にとっては、大変興味深い内容でした。茶碗蒸しを由佳里ちゃんと瑞穂とで一緒に作ったあと、寮生と一緒の食事。そしてそのほかにも由佳里ちゃんの力作和食の味に、大げさすぎるほどの誉め言葉! そしてさらに、「色気より食い気だね、奏ちゃん」「…そ、その言葉はそっくりそのまままりやにお返ししようと思うんだけど、どうかな…」「…んぐっ…ほ、ほっといてよぅ……」なんて楽しい会話が弾みます。
そしてヤマ場の校内探検シーン。気絶した由佳里を瑞穂が寮に連れ帰ることに……しかし、途中で降ろして自分だけ学校に戻ろうとしたことがアダとなって、結局由佳里もついてきてしまい……そして、あの由佳里のおもらしシーンへとつながっていくのですね……。もし、自分がそういう場面(おもらしした由佳里のショーツを引き下ろし……)に遭遇したとしたら……などと想像してしまうと、ちょっとばかりか……(私はお姉さま……お姉さまよ……)。
そして、緋紗子が詩織と結ばれたあと、由佳里に向けた緋紗子のセリフが素敵です。由佳里さんには、女の子同士なのが不思議なのでしょうね…でも、私は女の子が好きなわけじゃないの。わたしは詩織が好きだったのよ」……そんな少しだけほろ苦くて甘い……そんな「おとボク時空」がとっても好きになれるのは、やはり第三話ならではの魅力、と言えるのではないかと思います。
それにしても、四階建て校舎の「五階」に迷い込んだまりや・奏・一子の三人。いくら何でも、一子に「妖怪アンテナ」を立てるように頼むとは、まりやさん、相手が鬼太郎なわけじゃじゃあるまいし、ちょっとやりすぎなのでは?
#すみません、この項、ネタバレ系な反転ばかりになってしまいました……ごめんなさい。
3周目第四話:特に話すことはありませんが…… +
だって、由佳里ちゃんルートに行くためには、まりやルートとまったく同じ選択肢をたどらないといけないなんて……というわけでちょっといじけてみました。少しだけ話すとすれば……この作品のいいところって、「一番良い答えは、きっとみんなが幸せになれる答えの筈ですものね……」というセリフに象徴されているような気がします。瑞穂をもってしてそのことに気づかせた恵泉女学院とその寮での日々。それを「ヌルい」と表現したいならするがいい……のですが、やはり「《あこがれの》お嬢さま学院」*1はこうじゃなくっちゃ……というべき環境を実にうまく醸し出すことに成功したこのプロットは、やはり賞賛されるべきものである、と思います。
で、もうひとことだけ。圭と試験管洗いの場面で、圭の話す内容から瑞穂が男だとわかっているように思えるのは、私だけ?*2
3周目第五話:やはりこの話の貴子様にはやられてしまうんですよね…… +
共通ルートが大変多い第五話、しかも三度目のプレイなのですが、貴子様が出てくるだけで、その……にやけてしまうのですが……。なにせ、「会長とお姉さまのキスシーンと、ベッドシーンが……」「キャーッ」ですものね……。あれ? ……とそれはちょっと置いておくとして(貴子様ルートで書くことがなくなってしまう!)……。
由佳里ちゃんコース(*3確定でしょう、たぶん)を進んでいる私としては、当然学院祭当日の選択肢はそちら寄りになるわけですが、最初にティールームへと足を運ぶと、お姉さまを4種類のケーキの「試食」が待っているとは……恐ろしい子!(違)……で、ロザリオショップ経由、プラネタリウムへと進むわけですが、まりやの上演開始の声は思いっきり猫をかぶっているし、そして噂の超誤植(!)*4……と、目立たないわ間違われるわ、どう見ても由佳里ちゃん不幸ですよ、ルート確定の大事な部分なのに。まあ、お昼休みの屋上ダンス教室がせめてもの救いなわけですが……。
3周目第六話:もう履歴画面が大活躍です +
第五話から第六話の前半にかけて、結構誤字が目立っていて、「おあやや、おや(じゃなかった由佳里ちゃん)におあやまりなさい!」といった感じだったのですが……まあ、たぶん書かれたときにテンパられていたのでしょう……。でも、それは些細なこと。もともと由佳里ちゃんメインの第六話、由佳里ちゃんルート(確定しました)にはいると、息を吐かせぬ見せ場の連続!
まずは落ち込んでいる由佳里ちゃんを屋上に連れだしてダンスの特訓。それから早朝のふたりだけのジョギングの後二度目の添い寝……ここでは瑞穂が自分の経験をうまく持ち出して由佳里の気持ちを「代弁」し、彼女を天国のお義姉さんの《縛り》から解放していくのですが……見事なセリフ回しで、じんわりと感動が心の中に拡がっていきます。思わず履歴画面でたっぷりリピートさせていただきました(註:文章と声優さんの声だけで十分楽しめた、ということです。嵩夜さん&松永雪希さん・神村ひなさん、皆さん素晴らしいです!)。続いてさらに一子ちゃんとの絡みでも貴重なメッセージをもらい……由佳里ちゃん、とっても「しあわせ」だと思います。そしてダメ押しは、早朝、寮生総出で競技会に出る由佳里ちゃんを送り出す場面。そこでの由佳里ちゃんの「言えた!」というセリフの奥深さに、思わず優しく微笑んでしまう私がいます。最後のダンスは、なるほど、屋上特訓でそんなことをしていましたか……。これもまた相手が由佳里ちゃんならではなのでしょう。
……と、まあ第六話だけでもこれだけ出てくるのですから、このストーリーを味わわずして、「処女はお姉さまに恋してる」は語れないのではないか、と思います。これから第七話、第八話とどのように展開していくのか、とても楽しみです。
3周目(由佳里ルート)第七話:この話の終わりまでで続きはお預け……はつらいです(苦笑) +
由佳里ちゃんルートの第七話・第八話は、貴子様を除くメインキャラ総動員*5で、まず第七話は少なくとも表面的にはコミカルな展開を見せます。特に貢献しているのが紫苑さん*6。「あの時は考えたことがありませんでしたが……よくよく考えてみると、私が初めて訪問した殿方の部屋ですのね、ここって」などという、思わず「ぶはっ!」となってしまいそうなセリフやら、「だって、あんなに可愛いちびっ子メイドさん付きの寮なんて……私だったら間違いなく日に五回はぎゅってしてしまいそうです……」などという、言うまでもなくあの人にとろけている発言やら、思わず瑞穂とまりやが「かっ……」となってしまうあの場面*7やら……お茶目ぶりがめいっぱい発揮されます。
そんな中、由佳里ちゃんは抜き打ちテスト*8で数学補習の危機に。そんな時、由佳里と瑞穂との「勉強の意味」についての会話など、表面的には大したことがないように思えるかも知れませんが、由佳里のキャラの描き込みが非常に良くできていて、こういうところにこの作品の「きちんと考え込まれた」良さを感じます。それがあってこそ、そのあとの実際に勉強を教えている場面での、由佳里のセリフの前に拗ね予告が来て、そのあと実際に拗ねてくれる場面に思わず「キター!」と心の中で叫んでしまうわけですが(苦笑)。……そして、楽しそうにチョコレート・ケーキを作る由佳里ちゃんの、「湯せんにかけて、まぜる、まぜる♪」にノックアウトを喰らってしまうわけですね……。
しかし、この話の最後は突然……*9。まあ、それがこのタイトルの由来であるわけですが、実際に第七話(前日はここで時間切れ)と第八話との間にイベント*10がはいって、めちゃくちゃつらい思いをした私なのでありました……。
3周目(由佳里ルート)第八話〜エピローグ:最初にこのルートにはいるのは、いろいろな意味でつらいのではないでしょうか…… +
いままでのペースで書いていると、「ここは、ネタバレ連発なので、段落ごと反転させていただきます」……と書かざるを得ないほど、ストーリーが濃い(=ストーリー萌えを徹底させた)由佳里ちゃんルート。しかも、特にこの第八話は、一子視点、まりや視点、由佳里視点……とヒロイン側の視点で進んでいく場面が大変多く*11、このゲームの世界観に十分に浸り(慣れ)きっていない人がいきなりこのルートにはいってくると、この第八話の話の重さも手伝って、かなりプレイすることそのものがキツくなってしまうのではないか、と感じます。なにしろこの世界観にどっぷり浸かっていることには自信がある私ですら、「キツすぎる〜!」とか言いながらプレイしていたのですから*12。
多くの方が感想に書かれているとおり、この第八話では、一子ちゃんが大活躍します。CGばかりが話題になっている一子が瑞穂を誘ってのシャワーシーンですが、一子ちゃんの由佳里ちゃんと瑞穂お姉さまとを思いやる気持ちの暖かさには思わず涙が出てくるほどですし、その後奏ちゃんにも教えることを提案(きわめてまっとうな選択)*13し、最後に由佳里ちゃんのほんとうの気持ちにそれこそ「命がけ」で気づかせた*14のも一子ちゃん……ということになると、そう言われても仕方ないのかも知れません。でも、加害者として、あるいは被害者として*15、悩んだ末に行動を起こしたのは瑞穂本人であり、そして由佳里本人である、ということもまた事実なのです、と申し上げておきます。まあ、それにしても、「恋人の儀式」の場所に第二音楽室を選び、緋紗子先生に鍵を借りた由佳里の行動に対し、「その先に何が起こる可能性があるか」に思いを巡らすことを忘れてしまった瑞穂の迂闊さは、情けない限りなのではありますが*16。
私の心に残ったセリフをあといくつか。
- 「私が由佳里ちゃんの信頼を裏切った以上、私がどう動いても無意味だと思うんです。いえ、逆にここで由佳里ちゃんを籠絡するような行動を、私がしてはいけないんじゃないかって…そう思うんです」
……瑞穂がまりやと相談する場面での、瑞穂のセリフ。瑞穂の由佳里ちゃんへの深い思いやりを感じます。
- 「一人で泣くよりも……誰かの肩を借りて泣いた方が…きっとあたたかいです………」
……泣いている由佳里に一子がかけたセリフ。シャワーシーンとセットで感動。
- 「高さ一メートルといったところでしょうか……壮観です」
「なんというか…写真を撮っておきたいような神々しいお姿ね……」
「人間の欲望って…物理法則をも覆すことが出来るのね……素晴らしいわ……」
「ほらほら、何をしているの……授業…………なにこれ? 新手のアート?」
……*17これだけの感心のしかたを考えるライターさんにも感心します。
- 「た、食べさせて貰うだけで緊張しちゃって、味が分かんないですよぉ……」
(中略)
「………ここで由佳里ちゃんがお嫁さんになってくれないと、お嫁さん、探さないといけないんだよね」
「わ、私……なりますっ…なりたいです……ダンスも、礼儀作法も……もう、何だってやっちゃいますから……」
……由佳里ちゃんのかわいさ、健気さ、一途さ、それを利用して誘導尋問(!)する瑞穂の小賢しさ。このあたりも、由佳里ちゃん萌えポイント高し。それにしても、このルートのえっちシーンは、とうとう最後までBGMが「確かな想い」でしたね……いくら「ロマンチックではない」とはいえ……これでは……*18。
- 「卒業式の日は、二人で手をつないで登校する!」
(中略)
「いいのです! 今日で最後なんですからっ! 由佳里ちゃんは後で目一杯お姉さまに甘えれば、のー・ぷろぶれむなのですよぅ!」
(中略)
「あら、晴れて解禁ですか……エロい人たちですね」
……記念すべき卒業式の日なのに……由佳里ちゃん残念無念(苦笑)。
……最後にひとこと。「四年後」の由佳里ちゃん「奥様」*19「社交界」デビューの場面。眩しすぎます、そして素敵すぎますって! 再度ノックアウトされた私なのでした……しかも回想CGまであるし……!(←気絶した模様)
さて、次は4周目。選択肢つぶしをしながら、一子ちゃんルートをちょっと急ぎ気味にプレイしてみようかと。個人的には貴子様ルートや紫苑さまルートへ早くたどり着きたいのですが、そこはグッと我慢で。
……以下、できるだけ日々プレイして、更新していきます。To be continued...
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(最終更新日:2006-10-11 (水) 10:38:22.)